Washed Up on a Beach

July 23, 2018

海洋生態学者 マイケル・タウンゼント博士

"ニュージーランドのカイパラ港でペリカンケースを落としてしまい、1か月後、アフィツゥ半島のビーチに打ち上げられました。ニュージーランドの西海岸は、大きな波が打ち寄せ、非常に起伏が多い、厳しい海洋環境となっています。満潮となる地点に打ち上げられるまでに、粉々になっていてもおかしくはなかったのです。ペリカンケースは1カ月のうちの大半を浮いていたに違いありません。また、フジツボの成長具合から、そのケースは水面下でアザラシにも攻撃されていたと推測できます。にもかかわらず、ケースを開けた時、ケース内には一滴も水が浸入しておらず、オーリング(ガスケット)がしっかりと機能していたのです。私の持ち物は全て手元に戻ってきて、携帯電話も問題なく使用することができました。「確かにペリカンケースには防水機能があるけれども、そこまでの防水性じゃないと思うよ。」と知人達に言われていたので、その言葉が間違っていると証明できて、私の持ち物が全て無事に戻ってきて本当に良かったです。ペリカンケースをいつも仕事用に使用していますが、今回の件で最善策だったと再認識しました。私の上司は南極に行く時にいつもペリカンケースを使用しています! "

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